甲斐甲府 穴切大神社

甲府市に鎮座する穴切大神社。御祭神は大己貴命、少彦名命、素戔嗚尊。延喜式の山梨郡黒戸奈神社の論社のひとつ。
湖水の広がる甲斐国の水を切って切り拓いた伝説を持ち、そこから社名も由来しているそう。

住宅街に鎮座し、社前道路も一方通行、参道、社殿は東向き。

石敷の参道を進むと神門(随神門)。

境内に入ると正面にコンクリート造の拝殿がある。拝殿に参る。

拝殿右手にまわると拝殿の後ろに木造の本殿が鎮座する。彫刻には彩色も残る古い社殿。武田菱が目立つ。

本殿東に境内社が立ち並ぶ。不明の石祠、稲荷神社、塩竃社、道祖神社、不明の境内社(朱色の屋根)、不明の石祠。

さらに右に菅原道真公を祀る天神社。

一番右に神明社。

神明社の社殿の前に、過去の神社扁額が残っており、「正一位穴切社」とある。

最後に境内の社務所兼自宅で御朱印をいただく。

御朱印も押印がある八咫烏は境内でも見かけた。地元の少年サッカーチームのお祓いもしているようだが、八咫烏といえば熊野というイメージがある。特に神様つながりがあるようには思えないが、困難な地を開いたということでいつからか使用しているのかもしれない。

穴切大神社
山梨県甲府市宝2丁目8−5

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