南砺市井波の瑞泉寺に隣接して鎮座する井波八幡宮。御祭神は応神天皇、神功皇后、仲哀天皇のいわゆる八幡神。
旧瑞泉寺境内にあり、井波城跡でもある。
ゆるやかな階段を上り社殿に向かう。
鳥居をくぐり境内に入ると思いの外広い。
拝殿に詣る。
能楽の奉納額が数枚掛けられていて、戦前はさかんな時期もあったようだ。
境内社は一社。幕末に建てられた蚕堂ということで、江戸時代中期から明治にかけて盛んであった蚕種業者が、蚕神を祀り、蚕の霊を鎮めるために建てたものらしい。
社務所兼自宅は参道途中から入るが、かなり広い。宮司は綿貫という名字で、地元ではとても有名なのだが、それは政治家だった綿貫民輔氏の実家だからである。現在宮司のはずだが、直接会っていないので御朱印はどなたが書いてくれたのかはわからない。
井波八幡宮
富山県南砺市井波3053