能登珠洲 二本松神社

二本松神社

珠洲市三崎町の二本松神社。御祭神は天津彦彦火瓊瓊杵尊。

社名は在地の三崎町二本松から来ている。由緒を調べてみたが全く不詳であった。
集落の成り立ちを調べてみると、もとは珠洲郡本村であって、昭和22年に何らかの理由で分離して独立した大字となっている。神社はその後集落の鎮守として建立されたものと考えられる。

二本松神社

今日は別の用事で珠洲へ行ったのだが、道路に面して境内の桜があまりにきれいだったので参拝した。

二本松神社

社殿に向かって右に桜、左に椿が植えられている。

二本松神社

能登は金沢より数日満開が遅れるので、ちょうど九分咲きくらいで見頃だった。

二本松神社

社殿は拝殿の後ろに本殿が少しはみ出る形式のもの。

二本松神社
珠洲市三崎町二本松い部6-2

学生社 日本の神社シリーズ(新)

学生社から平成9年より刊行されている神社シリーズ。在庫限りで絶版が多くなっているのは残念。購入できた本から画像アップしていきます。

1 伊勢神宮 第三版
伊勢神宮 第三版
著者:櫻井勝之進
発行日:2013年12月25日
ページ数:237ページ
価格:2,200円+税

2 出雲大社 第三版
出雲大社 第三版
著者:千家尊統
発行日:2012年6月20日
ページ数:263ページ
価格:2,300円+税

3 大神神社 第三版
大神神社 第三版
編者:大神神社
発行日:2013年12月25日
ページ数:250ページ
価格:2,400円+税

4 住吉大社 改訂新版
住吉大社 改訂新版
編者:住吉大社
発行日:2002年12月25日
ページ数:238ページ
価格:2,200円+税

5 鹿島神宮 改訂新版
鹿島神宮 改訂新版
著者:東実
発行日:2000年8月25日
ページ数:219ページ
価格:1,900円+税

6 熊野大社 改訂新版
熊野大社 改訂新版
著者:篠原四郎
発行日:2001年5月1日
ページ数:228ページ
価格:2,200円+税

7 上賀茂神社
上賀茂神社
著者:建内光儀
発行日:2003年12月15日
ページ数:237ページ
価格:2,200円+税

8 八坂神社 改訂新版
八坂神社 改訂新版
編者:八坂神社
発行日:1997年7月15日
ページ数:209ページ
価格:1,900円+税

9 彌彦神社
彌彦神社
編者:彌彦神社
発行日:2003年12月25日
ページ数:214ページ
価格:2,000円+税

10 西宮神社
西宮神社
編者:西宮神社
発行日:2003年12月25日
ページ数:172ページ
価格:1,900円+税

11 生田神社
生田神社
著者:加藤隆久
発行日:2005年5月15日
ページ数:212ページ
価格:2,000円+税

12 鹽竈神社 改訂新版
鹽竈神社 改訂新版
著者:押木耿介
発行日:2005年6月5日
ページ数:222ページ
価格:2,200円+税

13 水若酢神社
水若酢神社
編者:水若酢神社
発行日:2005年6月10日
ページ数:189ページ
価格:2,000円+税

14 松尾大社
松尾大社
編者:松尾大社
発行日:2007年2月30日(誤植?)
ページ数:214ページ
価格:2,200+税

15 阿蘇神社
阿蘇神社
編者:阿蘇神社宮司 阿蘇惟之
発行日:2007年1月15日
ページ数:244ページ
価格:2,200円+税

学生社 日本の神社シリーズ(旧)

学生社から昭和43年から53年までに12冊刊行される。途中で刊行が中止され、現在はすべて絶版。平成9年から新しい日本の神社シリーズを刊行し、8冊は改訂新版となったが、4冊はまだ刊行されていない。

刊行予定だったが刊行されなかったものに、「日前国懸神宮」「宗像大社」「大山祇神社」「日吉大社」「佐太神社」「香取神宮」「美保神社」「石上神宮」「吉備津神社」「上賀茂神社」がある。上賀茂神社のみ新シリーズで刊行された。

1 鹿島神宮
著者:東実
発行日:1968年7月15日

2 熱田神宮
熱田神宮
著者:篠田康雄
発行日:1968年8月15日
ページ数:222ページ

3 出雲大社
著者:千家尊統
発行日:1968年

4 伊勢神宮
著者:桜井勝之進
発行日:1969年

5 熊野大社
著者:篠原四郎
発行日:1969年

6 太宰府天満宮
太宰府天満宮
著者:西高辻信貞
発行日:1970年1月20日
ページ数:219ページ

7 金刀比羅宮
金刀比羅宮
著者:琴陵光重
発行日:1970年4月20日
ページ数:211ページ

8 大神神社
著者:中山和敬
発行日:1971年

9 八坂神社
著者:高原美忠
発行日:1972年

10 鹽竈神社
著者:押木耿介
発行日:1972年8月

11 住吉大社
著者:西本泰
発行日:1977年5月20日

12 諏訪大社
諏訪大社
著者:三輪磐根
発行日:1978年10月25日
ページ数:206ページ

佐渡國寺社帳 巻下 社部

佐渡國寺社帳 巻下 社部
発行所:国幣小社度津神社社務所
発行日:1930年10月31日(非売品)
ページ数:83ページ
佐渡最古の寺社帳の伝本であるが、巻上と巻中の寺部はすでに失われて存在せず、神社を載せた社部のみがあり、それを活字化して出版したもの。神社の由緒と、社人や社僧、別当が記載されている。

国宝 青井阿蘇神社

国宝 青井阿蘇神社
著者:青井阿蘇神社宮司 福川義文
発行:熊本日日新聞社
発行日:2008年10月9日
ページ数:186ページ
定価:1,500円
平成20年4月18日本殿他が国宝に答申された人吉市の青井阿蘇神社。宮司が書いているので同神社の神社誌のような内容になっている。
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延喜式内上野十二社巡拝の栞 附沿道著名神社史跡

延喜式内上野十二社巡拝の栞
編集兼発行人:大圖軍之丞
発行所:群馬県神職会
発行日:1934年5月10日 第三版
ページ数:96ページ
中世には国守が任地の神社を巡拝し、その順序から一宮、二宮、三宮という格付けが発生した。戦前においても群馬県において式内社を巡拝する慣習が残っていたことがわかる小冊子。入手したのは第三版であり、初版からの経緯がよくわかる「序」を引用しておく。
「本書は昭和六年八月本会に於て第一回県下式内十二社巡拝を行うに際り参加者の便を図ると共に広く江湖の参考に資せんが為本会会報特集として発刊したものである。然るに其の後一般の要望多く且第二回以後の参加者に対しても頒布するを便と認め同七年八月増補の上再刊し、今又若干の補正を加え且新に各神社の写真を挿入して茲に第三版を刊行する次第である。
従ってすべて本会の実施する巡拝計画に基き且式内神社の外沿道の著名神社史蹟をも採り其の参拝巡路のままに記述されているので、幸いに其の使命を全うする所があれば満足とするものである。」
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能登藤波 神目神社祭礼 酒樽がえし

酒樽がえし

能登町藤波の神目神社の祭礼、酒樽がえしを見てきました。

源義経が奥州に渡るときに供の女3人とともに7つの樽に乗って流れ着いたという伝承をもとに、旧暦3月2日に八王子神社の祭礼として樽祭りを行っていたという。八王子神社氏子の上組と大宮神社の氏子の下組に分かれ、それぞれ五升樽を供え、ひとつの樽にあけて奪い合い、その勝負により大漁を占ったという。八王子神社と大宮神社は明治41年に神目神社に合祀され、神目神社の祭礼となる。

酒樽がえし

社頭には山車が1台。

酒樽がえし

しばらくすると、もう1台向こうの集落からやってきました。かつては3台あったそうですが、人出不足で出ませんでした。

酒樽がえし

本殿には鯨の頭の骨が奉納されていて、拝殿内にも鯨漁の様子を描いた絵馬が2枚飾られている。

酒樽がえし

七尾湾内に迷い込んできた弱った鯨を捕ることがあったのでしょう。やはり大物ですから、豊漁の印だったのでしょうね。

酒樽がえし

14時少し前に揃ったということで神事が始まる。今年は下帯姿の男性は11人。全体的に若返ったそうです。

酒樽がえし

神事が終わると、一升樽に酒を詰める。

酒樽がえし

酒樽をかついで階段を駆け下り、鳥居のところで最初の回し飲みが始まる。

酒樽がえし

交代しながら酒樽をかついで、神事を行う田に向けて走ります。かなり全速力です。

酒樽がえし

田に着くと、回し飲みして気勢を上げて田に入り、酒樽を奪い合う。
奪い合うというより、酒樽を皆で抱え上げるという感じです。酒樽を神様とみなせば、同町のあばれ祭りのように神を喜ばせるために、皆でワッショイしたり、投げ飛ばしたりしているようにも見える。

酒樽がえし

3回田で奪い合った後は、また全速力で海に向かいます。
観客もとても疲れる祭りです。

酒樽がえし

海に入り、同じく酒樽を奪い合う。田で汚れた樽や体もきれいに清められていく。

酒樽がえし

田で酒樽を奪い合っている間に、社頭にあった山車は海のほうに移動してあった。
晴れていて良かった。

神目神社 酒樽がえし
石川県鳳珠郡能登町藤波

4月2日
14:00頃~ 拝殿内で神事
14:30頃~ 酒樽をかついで田へ向かい、酒樽を奪い合う
15:00頃~ 酒樽をかついで海へ向かい、酒樽を奪い合う

能登輪島 市姫社

市姫社

輪島市河井町の市姫社。御祭神の市姫神は宗像三神の市杵島姫命と考えられる。

市姫社

輪島朝市で店が立ち並ぶ朝市通りから市姫参道を進む。

市姫社

祠のないが、朝市の守り神様

市姫社

よく見ると塔の台は臼のようだ。能登はかつて素麺の山地であった。人々は感謝の意を表すのに、素麺の原料である小麦の挽臼を祠の代わりにお供えした姿だという。

市姫社
石川県輪島市河井町

能登輪島 重蔵神社産屋

重蔵神社産屋

輪島市の輪島朝市通りにある重蔵神社産屋。

重蔵神社産屋

輪島の朝市。地元にいてもなかなか来る機会はない。

重蔵神社産屋

朝市通りの突きあたりに産屋はある。

重蔵神社産屋

ここは例祭のときに神輿の御旅所となる。

重蔵神社産屋

重蔵神社の男神様が舳倉島の女神様のために建てた産屋がモチーフになっている。

重蔵神社産屋

中に入ると御柱が立っていて、一人の場合は右手を触れて右回りに1周、二人の場合は男が右回り、女が左回りに同時に回って半周して見つめ合う。そのあとに奥の社に詣る。

重蔵神社産屋

お守りや絵馬もいろいろあるけど、花御札がきれいです。1月から12月まで、本来は月ごとに替えるものだろうけど、誕生月の加護を願って9月の菊を求めました。

産屋は朝市の開催と連動して開くので参拝には注意してください。

重蔵神社産屋
石川県輪島市河井町1-87
拝観時間:午前8時~午後3時、第二、四水曜日午前9時~

沖縄県神社庁誌 設立二十年史

沖縄県神社庁誌
編纂者:沖縄県神社庁二十年誌編集委員会
発行者:沖縄県神社庁
発行日:1992年11月30日(非売品)
ページ数:360ページ
沖縄県が返還されてから神社庁を設立し、その後二十年の年誌が基本であるが、沖縄県はもと琉球王国という独立国であったため、日本神道の流入も遅く、神社数も少ないため神社誌を作るまでもないであろう。本誌では、沖縄県の神道の歴史、沖縄県の神社庁管下十三社について御祭神、例祭日、由緒を掲載し、沖縄県神社誌とも言える内容となっている。
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