氷見市の田子浦藤波神社。御祭神は天照大神。
「藤波の 影なす海の 底清み 沈く石も 珠とそわが見る」
越中国司として赴任した大伴家持が詠んだ、この付近の和歌が残っている。
また能の「藤」はこの神社を舞台としており、藤の精のモデルとなった藤がとてもきれいな神社でもある。
階段の脇から鳥居に乗りかかるように植わっている藤の木が一番古い。
5月中旬が見頃ということであるが、今日の状態はこのくらい。まだ早かった。
階段を登って拝殿に詣る。
本殿の裏には「大伴家持卿歌碑」が立っている。
今度は藤が満開の頃にもう一度来てみたい。
田子浦藤波神社
富山県氷見市下田子1429