銅版画 大分縣社寺名勝図録 復刻版

大分縣社寺名勝図録
原書
編著者:上田延成
発行:明治37年3月21日
発行所:修翠館

復刻版
発行所:青潮社
発行日:1983年4月1日
ページ数:533ページ
定価:15,000円
「本書は、羅漢寺の図をはじめ宇佐神宮など著名なものから、郷村の大小の社寺にいたるまで大分県内すべての神社仏閣を銅版画に描き印刷したものであります。その総数は豊後国10郡、豊前国2郡にわたって、神社318図・寺院139図・温泉および名所15図の合わせて472図におよび、一県のみでこれほど多数をまとめて収録し、刊行されたものは全国でも珍しいといわれています。また社寺建造物だけでなく、山川邑里や海湾島嶼・湖沼橋梁・汽車汽船など全体の景観が名勝としてとりいれてあり、当時の県内の情景を知る貴重な史料であります。」

原書が銅版画であるため不鮮明なところもあるが、できるだけ鮮明に印刷しようという姿勢は感じられる。大きな銅版画は折り込みで収録されている。銅版画は著名な社寺のものが現在でも入手できるが、数も少なく高価なものも多いため、これだけの数をまとめて参照できる本書は大変貴重である。
[amazonjs asin=”B000J7C0JI” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”大分県社寺名勝図録―銅版画 (1983年)”]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です