加賀金沢 諸江白山神社

諸江白山神社

諸江白山神社は、少名彦神社相殿の大神なるを元和二年八月、別に一社を設立して下諸江に移転されました。ご祭神は、伊邪那岐(いざなぎ)大神、伊邪那美(いざなみ)大神。下諸江の産土神として崇敬と信仰を集めてきました。

県神社庁のホームページではご祭神として菊理媛神も書かれています。白山神社の名前からすると当然なのだが、なぜ敷地内の石碑には書かれなかったのか?

諸江白山神社

入口近くの由緒の書かれた石碑によれば、当神社は安江八幡神社が管理されているようで御朱印は望めそうもありません。

諸江白山神社

神社前にちょうど用水が通り、まさに橋を渡って神域に入る感じです。

諸江白山神社

小さな神社ですが、手水は立派です。

諸江白山神社

本殿は昭和12年に建て替えられたもののようですが、囲いは寺っぽいです。

諸江白山神社

扁額は「白山神社」でした。

金沢市諸江町下丁1

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加賀金沢 大野湊神社

大野湊神社 御朱印

大野湊神社は、神亀四年(727)陸奥の人、佐那が航海中に猿田彦大神の出現を感じ、海辺の大野庄真砂山の神明社のそばに祠を建立し勧進するを創祀とする延喜式内社です。建長4年(1252)社殿炎上のため、離宮八幡宮(現在地)に遷座されました。

ご祭神は天照坐皇大神、護国八幡大神、猿田彦大神(佐那武大神)。

この神社が有名なのは、春祭例祭で行われる約400年続く神事能で、金沢市無形民俗文化財になっています。

大野湊神社 大鳥居

金沢西警察署のある金石交差点に建つ大鳥居。神社名は陸軍大将林銑十郎氏の筆によるものです。

大野湊神社 北神門鳥居

参道を歩いて公園に入ると、旧木曳川にかかる橋を渡って朱色の北神門をくぐります。

大野湊神社 随神門

隣接する在所や車で来るときはこの随神門から入ります。

大野湊神社 随神門

随神門には随身が左右に祀られています。

大野湊神社 能舞台

随神門を入り左側に能舞台があります。ここで毎年5月15日に神事能が行われます。

大野湊神社 旧拝殿

随神門を入り正面には旧拝殿があります。現在の拝殿は昭和10年に建て替えられたものです。

大野湊神社 旧拝殿扁額

扁額もまだまだ現役です。「野」が旧字の「埜」になっています。

大野湊神社 手水舎

手水舎

大野湊神社 鳥居

鳥居をくぐって拝殿に向かいます。

大野湊神社 神馬舎

参道の右に神馬舎が建っています。馬は本物ではないです。

大野湊神社 絵馬堂

参道の左に絵馬堂が建っています。

大野湊神社 絵馬堂

絵馬堂の隣に錨が何本も奉納されています。港のあった宮腰、大野庄の総社として、海と湊の安全を守護し、厚く信仰されてきたお社だけあります。

大野湊神社 拝殿

拝殿に詣ります。

大野湊神社 ご神木

拝殿の左前にご神木がありました。中心が朽ちていますが、それだけに何か神秘的な雰囲気が漂っています。

大野湊神社 拝殿扁額

拝殿扁額は前田家13代斉泰公の揮毫です。

大野湊神社 社務所

拝殿右側に社務所があり、御朱印はここでいただけます。

大野湊神社 白山社

拝殿右側のお社は社務所から拝殿への渡り廊下で拝めないようなので、左側へ。

白山社です。伊邪那岐命、少彦名命、天満宮が合祀されているようです。

大野湊神社 西宮社

本殿三社の左には西宮社、荒魂社があります。西宮は事代主神が祀られています。

ちなみに本殿右には春日社(ご祭神 武甕槌命、経津主命、天兒屋根命、比咩大神)があります。

大野湊神社 パンフレット

御朱印と一緒にパンフレットをいただきました。

大野湊神社
石川県金沢市寺中町ハの163

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加賀金沢 佐竒神社

佐竒神社

金沢市に鎮座する佐竒神社。御祭神は息長帶比賣命を主祭神とし、菅原大神、表筒男命、中筒男命、底筒男命を合祀する。延喜式石川郡の比定社。

佐竒神社

鎮座する佐奇森町は古代防人が置かれたところと伝える。また背後を流れる犀川は、往古佐奇川と呼ばれ由来となったという説もある。

佐竒神社

住宅地の間の一の鳥居を進むと、玉垣に囲まれ、二の鳥居を入口とする境内。社殿は南向き

佐竒神社

拝殿に参る。拝殿は天徳院にあった第五代藩主前田綱紀御霊堂の移築という。

佐竒神社

扁額は「内閣総理大臣若槻禮次郎謹書」とあるがどういうつながりか?

佐竒神社

拝殿左に社務所が建つ。宮司家は近くだと思うが、結局わからなかったので御朱印も確認できていない。

佐竒神社
石川県金沢市佐奇森町ホ113