丸岡町に鎮座する久米田神社(久米多神社)は式内社で、御祭神は大伴金村大連(おおとものかなむらおおむらじ)です。大伴金村大連は、あとつぎのおられなかった第25代武烈天皇が崩御の後、高向の里(丸岡町)に住まわれていた男大迹王(おおどのおう)を擁立され、第26代継体天皇に即位させた豪族として知られています。
近くに宮司の家は見当たらなかったので、御朱印はないかもしれないです。
本堂は森の中のようです。参道左に立派な囲いの住宅があると思ったら寺でした。
車道沿いの鳥居をくぐって参道を進みます。
手水舎の向こうに鳥居が見えます。
鳥居手前に由緒書がありました。
石橋を渡って鳥居をくぐるようですが、イノシシ除けのネットが張られています。
ネットをくぐると神社標の後ろに岩が・・・
「弥六岩」というようですが、石橋の架かる新江用水に架けるために山奥から弥六という力自慢の村人が大岩をかついで来たそうです。これが今の石橋の前の石橋でしょうね。
では階段を上って拝殿に向かいます。階段の山側が一直線に荒らされています。やはりイノシシがいるのでしょうね。
階段を上ると拝殿がありました。
参拝を終え、横にまわるとさらに階段を上って本殿が建てられていました。今は冬支度で囲いがかかっていました。
拝殿前境内からは木の間越しに九頭竜川扇状地一帯を望むことができるということでしたが、木が茂って見晴らしが限られていたのが残念でした。
福井県坂井市丸岡町下久米田1-1
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