小松市に鎮座する菟橋神社。御祭神は菟橋大神と諏訪大神、菟橋大神は産土神。延喜式能美郡の比定社。
参道は東向きからやや南に傾いている。入口に石鳥居
参道を進むと木製の鳥居
拝殿に参る。初詣の小松七社めぐりの一社。
拝殿手前に末社粟嶋神社
本殿の左に末社巌之御魂神社(神明宮)
菟橋神社には本殿の背後に樹齢数百年をかぞえる老松二本があり古くからこれを牛若松、弁慶松という。今は牛若松のみ残るというが、神明宮の後ろの一際高い松の木がそれらしい。
拝殿右前に御神木の「昇龍の松」
本殿の右には複数の境内社が並ぶ。左より金刀比羅神社、須納谷白山社、稲荷神社、少彦名神社、荒御魂社、杖白山社。天神地祇神霊社もどこかにあるようだが分からなかった。
参集殿の菟橋会館では結婚式場にもなっているが、この中で御朱印をいただく。
今月は秋季大祭の西瓜祭が開催される。春季大祭は本折日吉神社と二社でお旅まつりとして子供歌舞伎が行われる。
西瓜祭にはかつて松尾芭蕉も立ち寄ったという。「しほらしき 名や小松ふく 萩すすき」の句碑が神社入口にある。
菟橋神社
石川県小松市浜田町イ-233