加賀江沼 加賀神明宮

加賀神明宮

加賀市に鎮座する加賀神明宮。御祭神は天照大神。

加賀神明宮

社号標には「山下神社」とある。山の下寺院群の一角に鎮座するので通称としてそう呼ばれているそうです。

加賀神明宮

大鳥居をくぐる。

加賀神明宮

境内入口に一の鳥居

加賀神明宮

階段を上りまっすぐ進むと神明宮の社殿が建つ。拝殿に参る。

加賀神明宮

拝殿左に鳥居と階段

加賀神明宮

入口に「白山五院 白山宮」とある。当社の創始は白山寺(白山比咩神社)の勢力下の白山五院のひとつ大聖寺の鎮守として白山妙理大権現を勧請した白山宮といい、

加賀神明宮

階段を上った一番高い平地に末社白山宮が鎮座する。

加賀神明宮

階段の途中から神明宮の本殿の屋根や境内が一望できる。

加賀神明宮

拝殿の右には旧御神木

加賀神明宮

その右に末社琴平神社

加賀神明宮

さらに右に末社松尾神社

加賀神明宮

一番右に末社橋姫神社が鎮座する。橋姫神社は明治32年に大聖寺織物業組合(現在の加賀市織物協同組合)によって京都から勧請したものという。

加賀神明宮

境内隅に「神龍山大聖寺 慈光院跡地」という碑が立つ。大聖寺が天文年間の兵乱で焼失したのち、慈光院として再建した。町名の由来ともなった大聖寺をもとにする同神社は大聖寺総氏神(守護神)を称しているようだ。

授与所に社務所の電話番号が書いてあったので御朱印について尋ねるとあるというので待っていた。加賀神明宮は大聖寺三社として正月には三社参りする風習が地元にあると聞いた。

加賀神明宮
石川県加賀市大聖寺神明町16甲

越前大野 春日神社

春日神社

大野市に鎮座する春日神社。御祭神は天兒屋根尊。

春日神社

社殿は西向き。春日通り商店街通りに面して一の鳥居。

春日神社

境内入口に二の鳥居

春日神社

拝殿に参る。

春日神社

幣殿と本殿

春日神社

拝殿の右前に良縁の樹が立つ。

春日神社

杉と欅の根が何かの縁でつながっている御神木で、大野市の恋愛パワースポットで有名になった。

春日神社

拝殿左に面谷神社

春日神社

不明の境内社が一社。

春日神社

拝殿右に春日不動

春日神社

入口の宮司宅で御朱印をいただく。

春日神社
福井県大野市春日221-1

越前大野 篠座神社

篠座神社

大野市に鎮座する篠座神社。御祭神は大己貴大神を主祭神とし、豊受姫神、少彦名命、木花開耶姫命を相殿に祀る。
延喜式大野郡の比定社で、かつて境内にあった大野郡糀神社の論社を合祀している。

篠座の「座」の「人人」の部分は「口ヌ」となっていて、旧字体でもないようだ。境内社の磐坐の「坐」も同じ。

篠座神社

社殿・境内は東向き。

篠座神社

一の鳥居から二の鳥居まで参道がまっすぐに延びる。

篠座神社

二の鳥居の背後には福井市では最高峰の飯降山が秀麗な姿を見せる。神奈備でもあるのだろう。

篠座神社

参道右に神馬堂と御神木堂。

篠座神社

神馬堂には黒い木馬と絵馬がたくさん掛けられている。

篠座神社

参道左に授与所。後ろに社務所兼自宅があり、帰りに御朱印をいただいた。

篠座神社

拝殿に参る。

篠座神社

拝殿には「篠座宮」の扁額が掛かる。

篠座神社

拝殿右の赤い鳥居をくぐると磐坐神社、御祭神は市杵島比売命。延喜式大野郡の論社のひとつ。

篠座神社

磐坐神社の鎮座する天女ヶ池には御霊水があり、眼病に霊験があるという。

篠座神社

本殿裏手を左にまわる。
若生子神社。真名川ダム建設のため移住した上若生子白山神社と下若生子白山神社、下若生子八幡神社を合祀する。

篠座神社

最左に温見白山神社。岐阜県との県境手前の温見村の鎮守で、集中豪雨による全村移住で遷座。

篠座神社

温見白山神社の前には神池があり、木々に囲まれて鬱蒼としている。

篠座神社

本殿のすぐ左に秋生神社。笹生川ダム建設のため移住した上秋生白山神社と下秋生八幡神社を合祀している。

篠座神社

最右に官祭大野招魂社、戊辰の役のご英霊の大野藩士十一柱を祀る。

篠座神社
福井県大野市篠座42−5

美濃白鳥 長滝白山神社

長滝白山神社

郡上市に鎮座する長滝白山神社。御祭神は菊理媛神、伊弉諾尊、伊弉冉尊。

長滝白山神社

表参道の入口に社号標

長滝白山神社

長い参道の左右には僧坊が並んでいた。

長滝白山神社

3軒残るという僧坊のひとつ蔵泉坊

長滝白山神社

神橋

長滝白山神社

参道の左に護摩壇跡と金剛童子堂

長滝白山神社

参道左に稲荷堂。江戸時代は参道右にあった。

長滝白山神社

最後に階段を上る。長滝白山神社本殿中央と白山長滝寺大講堂中央の両方から見て正面になる場所に立つ。

長滝白山神社

正安4年の銘のある石灯籠。

長滝白山神社

拝殿に参る。

長滝白山神社

拝殿裏右からまわる。左は神明神社、右が稲荷神社。

長滝白山神社

若宮社

長滝白山神社

別山社

長滝白山神社

中央は白山大御前社

長滝白山神社

越南智社

長滝白山神社

大将軍社

長滝白山神社

左は児御前社、右が竈神社

長滝白山神社

本殿がずらりと並ぶ。

長滝白山神社

長瀧天満宮社

長滝白山神社

弁財天社。境内には神社と寺院が混在する神仏習合の世界が残る。

長滝白山神社
岐阜県郡上市白鳥町長滝138

加賀小松 多太神社

多太神社

小松市に鎮座する多太神社。御祭神は衝桙等乎而留比古命、仁徳天皇を主祭神とし、合祀した八幡社の應神天皇、神功皇后、比咩神を配祀、合祀した西宮社の蛭兒命、軻遇突智神を配祀、その他配祀神も多い。延喜式能美郡の比定社。

多太神社

駐車場は神社北口から本殿の南側にある。表参道は西にあり、社殿も西向き。

多太神社

参道には像も多く、斎藤実盛の兜

多太神社

斎藤実盛は源平合戦の加賀の篠原の合戦で戦死、老武者と侮られないように白髪に墨を塗ったという逸話の像となっている。慰霊のため兜はここ多太神社に奉納され宝物となっている。

多太神社

松尾芭蕉像もある。松尾芭蕉は小松を通ったとき、多太神社に参拝し実盛の兜を拝観したという。

多太神社

「むざんやな 甲の下の きりぎりす」
小松の句会で芭蕉が詠んだ句碑がある。

多太神社

拝殿に参る。当社は初詣の小松七社めぐりの一社でもある。

多太神社

拝殿左に末社が並ぶ。参道に向いて南向きに一社。

多太神社

参道に向いて南向きに松尾神社

多太神社

神社北口に向いて東向きに福久宮稲荷神社

多太神社

拝殿右に授与所とその後ろに宝物館がある。無人だったが、境内にいらした氏子らしい方に伺ったところ、御朱印は書き置きがあるということで日付を入れていただいた。普段は無人で宝物館も前もって予約が必要。

多太神社

駐車場になっている本殿南には能舞台がある。

多太神社
石川県小松市上本折町72

加賀小松 須天熊野神社

須天熊野神社

小松市に鎮座する須天熊野神社。御祭神は伊弉諾尊、伊弉冉尊、櫛御気野命。初詣の小松七社めぐりの一社。

須天熊野神社

駐車場は南参道入口にある。

須天熊野神社

南参道の鳥居をくぐると左に宝物庫

須天熊野神社

宝物庫の隣に御神木アベマキが立つ。

須天熊野神社

南参道左、拝殿左に末社神明社。

須天熊野神社

拝殿前に大絵馬が飾られているが、宮司自ら絵馬を描いているようだ。

須天熊野神社

表参道は東にある。社殿は東向き。

須天熊野神社

表参道の右、池の島に末社少彦名神社

須天熊野神社

少彦名神社の池は「いぼいけ」といい、古くからイボ取りの霊水として崇拝されている。

須天熊野神社

拝殿に参る。

須天熊野神社

中央の鈴緒には鈴がたくさん付いている。

須天熊野神社

上には八咫烏の彫刻がある。

須天熊野神社

拝殿右は末社琴平社

須天熊野神社

琴平社の狛犬はひょうきんな顔をしている。見ていると楽しい気分になる。
南参道の鳥居前に社務所兼自宅があり、宮司に御朱印をいただく。

須天熊野神社
石川県小松市須天町甲1-43