立山町に鎮座する雄山神社前立社壇。御祭神は伊邪那岐神、天手力男神。前立社壇、中宮祈願殿、峰本社の三社で雄山神社となり、里宮、中宮、奥宮の役割を担う。
北側の駐車場に停め、西鳥居から入る。
境内西側には暴れ川で知られた常願寺川が流れる。
少し登ると社号標が立つ。
西神門を通る。
境内に神仏分離令以前の立山寺で湯立神事に使用された「湯立の釜」が現存する。
釜は加賀藩十三代藩主前田斉泰が寄進し、「前田宰相加賀守斉泰」の刻印が読み取れる。
拝殿に参る。
拝殿内には加賀藩二代藩主前田利長の正室玉泉院の寄進した狛犬が残る。
拝殿後ろの本殿は玉垣内に鎮座する。
東鳥居
東神門の前には石橋が架かる。
拝殿と社務所の間に摂末社三社が鎮座する。左から末社八幡宮、摂社刀根社、末社稲荷社。
授与所で御朱印をいただく。
駐車場に戻ると、ちょうど鉄橋に電車が通った。
雄山神社前立社壇
富山県中新川郡立山町岩峅寺1