小矢部市に鎮座する比売神社。御祭神は田心比売命、天照皇大神、伊邪那伎命。延喜式砺波郡の論社のひとつ。
社殿は東向き。
境内には高木も多く、鳥居背後に1本、拝殿前の左右各1本の杉が特に大きい。
拝殿に参る。拝殿には鯱が上がっている。
拝殿後ろに本殿。本殿前にも鳥居が立つ。
比売神社
富山県小矢部市宮中131
小矢部市に鎮座する比売神社。御祭神は田心比売命、天照皇大神、伊邪那伎命。延喜式砺波郡の論社のひとつ。
社殿は東向き。
境内には高木も多く、鳥居背後に1本、拝殿前の左右各1本の杉が特に大きい。
拝殿に参る。拝殿には鯱が上がっている。
拝殿後ろに本殿。本殿前にも鳥居が立つ。
比売神社
富山県小矢部市宮中131
小矢部市に鎮座する埴生護国八幡宮。御祭神は八幡大神。
奈良時代に宇佐八幡宮から御分霊を勧請し、木曽義仲公が倶利伽羅合戦の前に戦勝祈願したことで知られる。
社殿は南向きで、倶利伽羅山の東麓に鎮座する。
社務所の前に木曽義仲公の騎馬像が立つ。
手水に注ぐ水は倶利伽羅山中の「鳩清水」の滝を源とする霊水で、全国名水百選に選ばれている。
右手の授与所に書き置きの御朱印が置いてあったので帰りにいただいた。
二の鳥居から社殿へ延びる階段は戦国末期に蓮沼城主の遊佐慶親公による寄進で、もとは煩悩の数である108段あったというが、現在は103段になる。
拝殿に参る。
拝殿、幣殿、本殿は国指定重要文化財。
埴生護国八幡宮は能「木曽」の舞台になっている。
埴生護国八幡宮
富山県小矢部市埴生2992
富山市に鎮座する日枝神社。御祭神は大山咋神、大己貴神を主祭神とし、天照皇大御神、豊受大御神を配祀する。
駐車場入口の北鳥居
少し東へ移動すると社号標と一の鳥居、正面には手水舎が建つ。
手水舎から左に折れると、末社麄香神社、御祭神は手置帆負神、彦狭知神。藩政期は富山藩江戸屋敷に鎮座していたものを城下の人々に崇拝させるために遷座した。
手水舎に戻る。横に弁慶石、源義経が奥州落ちの途中、弁慶が怪力をふるってこの石をころがし、義経の腰かけとしたと伝える。
右に行くと拝殿。ちょうど車の祓えの最中のようだ。
拝殿に参る。
拝殿左に三末社。中央が稲荷社、御祭神は倉稲魂命、右が水天宮、御祭神は安徳天皇、左が春日社、御祭神は天児屋根命。
水天宮が安産の神であることから安産犬の石像がある。犬は安産の象徴で、自分の干支を撫でて安産を祈るという。
拝殿横の授与所で御朱印をいただく。
日枝神社
富山県富山市山王町4−12
富山市の旧八尾町に鎮座する杉原神社。御祭神は杉原大神を主祭神とし、誉田別命、建御名方命、菅原道眞公、水分神を配祀する。
延喜式婦負郡の論社のひとつ。
駐車場は神社東にあり東鳥居から境内に入る。
参道を南へ、表参道を入り直す。社殿は南向き。
社号標と一の鳥居。社叢は杉が多いが、拝殿裏は竹が多い。
拝殿に参る。
戸に付けられた剣梅鉢紋が目立つ。
東鳥居から出て社務所兼自宅で御朱印をいただく。
杉原神社
富山県富山市八尾町黒田3166
立山町に鎮座する雄山神社中宮祈願殿。御祭神は伊弉那岐命、天手力雄命を主祭神とし、文武天皇、佐伯宿禰有若、稻背入彦命を配祀する。岩峅寺の前立社壇、立山山頂の峰本社とともに三社で雄山神社と称される。
社殿は南向き。社前の道路から東を仰ぎ見れば、天気が良ければ立山を遙拝することができる。
鳥居を入ると参道右手に水神社、御祭神は水波能賣神。芦峅寺各地の水源地に祀られてた石祠を移して合祀している。
参道左右に狛犬。正面を向いているのは県内でもあまり見かけない。
参道右手に神明社、御祭神は中央が天照皇大御神、右が豊受大神、左が麻続祖神。左奥は宝童社、御祭神は新川姫神
石舞台。秋季大祭で稚児舞が舞われる舞台という。
橋を渡って左手の参道を行く。参道は杉並木となっていて荘厳な雰囲気にあふれる。
参道左に稲荷社、御祭神は倉稲魂神
閼伽池社、御祭神は高龗神、闇龗神。神前に供える水を閼伽という。
参道右手の短い階段を上がると拝殿が見える。
拝殿に参る。
背後の本殿には「立山根本中宮」の扁額が掛かる。
拝殿左奥に神秘社(山神社)、御祭神は造化三神(天御中主神・高皇産霊神・神皇産霊神)と大山祇神、久々廼智神
先の左手の参道を進むと、奥に末社立山大宮、御祭神は立山権現伊邪那岐大神を主祭神とし、第四十二代文武天皇、佐伯宿禰有若公を相殿に祀る。
拝殿の右の磐座の上に鎮座するのは立山若宮、御祭神は天手力雄神を主祭神とし、稲背入彦命を相殿に祀る。延喜式新川郡布勢神社の論社のひとつ。
若宮の右手の丘を上っていくと、立山開山堂が建つ。
立山開祖の越中国司佐伯有若卿の嫡男佐伯有頼慈興上人を祀る。
開山堂入口には剱嶽社、御祭神は須佐之男命。剱岳山頂に鎮座していた旧社殿で剱岳遙拝所として建立された。
若宮の前にある立山開山御廟は、立山玉殿岩窟において霊示を受け立山を開山し、生涯を立山信仰の弘宣に捧げられた佐伯有頼公が入定した地と伝わる。
境内の石像。熊に乗る子は金太郎か?でもなぜ亀を踏んづけているのか?
帰りに斎館で御朱印をいただく。今日は前立社壇と中宮祈願殿を参拝し、今夏山頂の峰本社を登拝する準備はできた。
雄山神社中宮祈願殿
富山県中新川郡立山町芦峅寺2
立山町に鎮座する雄山神社前立社壇。御祭神は伊邪那岐神、天手力男神。前立社壇、中宮祈願殿、峰本社の三社で雄山神社となり、里宮、中宮、奥宮の役割を担う。
北側の駐車場に停め、西鳥居から入る。
境内西側には暴れ川で知られた常願寺川が流れる。
少し登ると社号標が立つ。
西神門を通る。
境内に神仏分離令以前の立山寺で湯立神事に使用された「湯立の釜」が現存する。
釜は加賀藩十三代藩主前田斉泰が寄進し、「前田宰相加賀守斉泰」の刻印が読み取れる。
拝殿に参る。
拝殿内には加賀藩二代藩主前田利長の正室玉泉院の寄進した狛犬が残る。
拝殿後ろの本殿は玉垣内に鎮座する。
東鳥居
東神門の前には石橋が架かる。
拝殿と社務所の間に摂末社三社が鎮座する。左から末社八幡宮、摂社刀根社、末社稲荷社。
授与所で御朱印をいただく。
駐車場に戻ると、ちょうど鉄橋に電車が通った。
雄山神社前立社壇
富山県中新川郡立山町岩峅寺1