越前市に鎮座する大瀧神社。御祭神は國常立尊、伊弉諾尊。
町の入口に社名標と鳥居が立つ。
朱色の大きな四脚鳥居
奥へ進むと境内が見えてきた。イチョウの葉が一面に落ちて黄色の絨毯のように広がる。
境内右に社務所兼自宅がある。帰りに寄ると宮司は外出中だったが、御朱印はおばあさんが親切に対応してくれた。
大瀧神社の御朱印が欠けてしまったと別紙に押してくれた。
社殿は南向き。境内にはイチョウだけではなく杉も多い。
拝殿と本殿は雪囲いされているが彫刻が凄い。夏に一度見に来たいと思う。
拝殿に参る。扁額は大瀧神社とともに岡太神社が合祀されている。
岡太神社の御祭神は紙祖神川上御前。延喜式今立郡岡本神社の論社のひとつ。
拝殿の右に神輿殿
拝殿下の境内に観音堂、神仏分離前の大瀧寺だった時の十一面観音坐像が祀られている。
周辺は今でも紙の里として手漉き紙が作られているので川上御前は大切に祀られている。
境内の東から奥の院に行く参道が延びる。
大瀧神社
福井県越前市大滝町13-1
敦賀市に鎮座する愛宕神社。御祭神は火産靈大神。金崎宮の境内社であり、延喜式敦賀郡金前神社の論社。
金崎宮への階段の途中に鳥居が立つ。
急な階段
社に参る。
愛宕神社
福井県敦賀市金ケ崎町2-1
敦賀市に鎮座する氣比神宮。御祭神は伊奢沙別命(氣比大神)、仲哀天皇、神功皇后、応神天皇、日本武尊、玉姫命、武内宿禰命の七柱。延喜式敦賀郡氣比神社の比定社で明神大社、越前国の一宮。
表参道の大鳥居は旧国宝。表参道は東へと延びる。
参道左に末社猿田彦神社、御祭神は猿田彦大神
社務所前を通り、旗揚松で左に折れる。宮司家が南朝方で挙兵するにあたり、氣比神の神旗を揚げたという。
鳥居と廻廊の先に拝殿が見える。社殿は南向き
外拝殿に参る。
拝殿の左に九社の宮が並ぶ。入口から摂社伊佐々別神社(御祭神は御食津大神荒魂)、末社擬領神社(御祭神は建功狭日命)、摂社天伊弉奈彦神社(御祭神は天伊弉奈彦大神、延喜式敦賀郡伊佐奈彦神社の論社)、摂社天伊弉奈姫神社(御祭神は天比女若御子大神、延喜式敦賀郡天比女若御子神社の論社)、摂社天利劔神社(御祭神は天利劔大神、延喜式敦賀郡天利剣神社の論社)、末社鏡神社(御祭神は神功皇后奉献の宝鏡の神霊)、末社林神社(御祭神は林山姫神)、末社金神社(御祭神は素盞嗚尊)、末社劔神社(御祭神は姫大神尊)
本殿の左に末社神明両宮、天照大御神と豊受大神を一社ずつ祀る。
本殿の左右に二社ずつ、四社の宮が囲む。東殿宮(東)、総社宮(東北)、平殿宮(西北)、西殿宮(西)の四社。
東駐車場の一画に土公拝所
フェンスの向こう敦賀北小学校校庭に土公と呼ばれる小丘がある。主祭神の氣比大神が降臨した地という。
末社大神下前神社、御祭神は大己貴命、稲荷神と金刀比羅神を合祀する。延喜式敦賀郡の論社のひとつ。
末社兒宮、御祭神は伊弉冉尊。
左の狛犬の「享保十一年 加賀屋正利造」の銘が見える。
摂社角鹿神社、御祭神は都怒我阿羅斯等命。「敦賀」の地名発祥と言われる。都怒我阿羅斯等命は大加羅国の王子で延喜式敦賀郡の比定社。
絵馬堂
多くの絵馬が架かる。
荒れている絵も多いが、主題はいろいろある。
境内整備の一環として芭蕉像が立っている。
氣比神宮
福井県敦賀市曙町11−68
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