名古屋市に鎮座する熱田神宮。御祭神は熱田大神(三種の神器の草薙神剣の御霊代)を主祭神とし、天照大神、素戔嗚尊、日本武尊、宮簀媛命、建稲種命。延喜式愛智郡熱田神社の比定社で明神大社。大社だけあって摂末社にも延喜式内社が多い。
正門である南門の第一鳥居から入る。
鳥居を入って左手にまた鳥居がある。
正面は摂社上知我麻神社、御祭神は乎止与命。延喜式愛智郡の論社のひとつ。右に大国主社、左に事代主社がある。
近くの授与所で別宮八剣宮と上知我麻神社の御朱印をいただく。
別宮八剣宮、御祭神は本宮と同じ熱田大神。延喜式愛智郡八剣神社の比定社。
八剣宮前に樹齢300年を越える太郎庵椿
摂社日割御子神社、御祭神は天忍穗耳尊。延喜式愛智郡の比定社。
摂社孫若御子神社、御祭神は天火明命。延喜式愛智郡の論社のひとつ。
清雪門、もと本宮の北門。
南新宮社、御祭神は素戔嗚尊。境内では唯一の朱色の社殿。
末社楠御前社、御祭神は伊弉諾尊、伊弉冉尊の二柱。
八剣宮の境内社徹社、御祭神は天照大神の和魂。
二十五丁橋、板石が25枚あり、市内最古の石橋。
第二鳥居
樹齢1000年を越える大楠
第三鳥居前の左の信長塀横に末社西八百万神社、御祭神は西国坐八百万神。
右の信長塀横に末社東八百万神社、御祭神は東国坐八百万神。ちょうど結婚式を終えた行列が通る。
第三鳥居、東門、西門の参道も合流するので人が多い。
拝所となる外玉垣御門で参る。
本宮は明治時代に尾張造りから神明造りに造り替えられた。
授与所の前にならずの梅、花は咲くが実は付けないという。
西楽所は徳川綱吉公の再建で、明治以前の残る数少ない建物。
末社大幸田神社、御祭神は迦之御魂神。
末社内天神社、御祭神は少彦名命。
六末社は乙子社(御祭神は弟彦連)、姉子神社(御祭神は宮簀媛命)、今彦神社(護佐神は建稲種命)、水向神社(御祭神は弟橘媛命)、素戔嗚神社(御祭神は素戔嗚尊)、日長神社(御祭神は日長命)の六社。
宝物館の近くで神鶏が遊んでいた。
第二鳥居から西門の間に末社菅原社、御祭神は菅原道真公。
西門を出て北に行くと、西向きに摂社下知我麻神社、御祭神は真敷刀俾命。延喜式愛智郡の論社のひとつ。
他にも摂社御田神社(御祭神は大年神)
熱田神宮
愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1−1