諏訪市に鎮座する諏訪大社の上社本宮。御祭神は建御名方神、八坂刀売神。上社の本宮・前宮、下社の秋宮・春宮の四社で延喜式諏訪郡南方刀美神社の比定社で明神大社、信濃国一宮。
上川に架かる橋の北側に鳥居が立つ。
北参道沿いにはみやげ店が並ぶ。
北参道の鳥居より境内に入る。
右手に社務所がある。通常は参拝後に御朱印をいただくのだが、大勢の参拝者が来る神社では先に預けることもある。諏訪大社は一社500円。
末社高島神社、御祭神は諏訪頼忠公、諏訪頼水公、諏訪忠恒公。上社神職大祝家の祖先で諏訪藩、高島藩の藩主。
交通安全祈祷殿
北参道鳥居の正面に堀重門が階段の先に見える。右には御柱。
一之御柱。拝殿を囲むように四方に四本の御柱が立つ。
神楽殿
天流水舎、雨乞いの水としてお天水と称される。
神楽殿の横には土俵がある。
駒形屋と呼ばれる神馬舎。明治以降は銅製と木製の二頭の神馬が安置される。
東参道の入口門、右に二之御柱が立つ。
入口門の左に摂社出早社、御祭神は出早雄命。諏訪大神の御子神で門番神として崇敬される。
布橋を通る。左に絵馬堂
次に摂末社遙拝所、かつては39社を遙拝する処であったが、現在は摂末社が約百社ある。
摂社大国主社、御祭神は大国主命。諏訪大神の父神。
振り返れば布橋の右に東御宝殿、左に五間廊、勅使殿がある。
四脚門。かつては大祝だけが通れた門だった。
入口門をくぐって拝殿前に入る。勅願殿は私事の祈祷を行うところ。
拝殿は西向き。上社本宮には本殿はなく、左右に片拝殿がつく。拝殿に参る。
社務所で御朱印帳を受け取る。社務所裏の西参道には境内唯一の木造鳥居である浪除鳥居。
次に参拝する途中、旧大祝邸跡の案内板が立っていたので行ってみる。
門塀に囲まれた屋敷
門も屋敷も朱色の屋根で印象的だ。
諏訪大社上社本宮
長野県諏訪市中洲宮山1