津市に鎮座する比佐豆知神社。御祭神は火之迦具土神。延喜式安濃郡の論社のひとつ。
境内には三重県神社庁がある。
南向きの社殿
鳥居脇に龍神灯籠、江戸時代中期の御影石製で福山藩阿部家の江戸屋敷に置かれていたものを渡辺龍神氏が譲り受けたものを寄進した。後ろの槇の木は樹齢三百年以上で海老屋商店の屋敷に植えられていたものを寄贈された。
拝殿に参る。今日は人が誰もおらず御朱印をいただけなかった。
拝殿の右、東側に境内社が集まる。祖先(みおや)の社
境内社稲荷神社、御祭神は茶臼稲荷大神、伏見稲荷大神を相殿に祀る。元は隣接する茶麿山上にあった。
山神の碑がたくさん。周辺の山神が集められている。
白龍大明神
フェンス際には庚申塚や石仏などが並べられていた。都市開発により境内に遷されたものが多いようだ。
比佐豆知神社
三重県津市鳥居町210−1