福井市に鎮座する福井神社。御祭神は福井藩16代藩主松平慶永(春嶽)公。
神社は福井城跡の内堀の西北隅に鎮座する。
鳥居をくぐる旧社名標が立つ。元は内堀北南隅に立っていて、内堀の西側が神社参道だったという。社名標は昭和23年の福井地震で内堀に落ちて失われた。昭和58年の堀浚渫により引き上げられ設置された。
参道は鳥居をくぐると左に折れ、社殿は東向きに建つ。拝殿に参る。
拝殿の左側に御祭神の春嶽公の銅像が設置されている。
拝殿への参道左に摂社恒道神社には、幕末の福井藩士として活躍した中根靱負(雪江)、鈴木主税(純渕)、橋本左内(景岳)が祀られている。
福井神社は幕末の福井藩藩主と藩士を祀った旧別格官幣社である。
今日は社務所が無人であった。
福井神社
福井県福井市大手3-16-1