所在地 | 石川県金沢市堅田町 | 別称 | 観法寺城、岩出城 |
立地 | 丘陵頂部、標高113m |
遺構 | 曲輪、土塁、堀、櫓台 |
規模 | 240m X 260m |
城主 | 木曽義仲、一向一揆 |
時期 | 平安末期、戦国 |
駐車場 | 墓地の登城口に2、3台 |
訪城(登城口)のアクセス | |
城内の散策路 | |
遺構・縄張の残り具合 | |
遺構の地表状態 | |
城館からの眺望 | |
城館の見学時間(登城口から) | |
見学の服装 |
配布カード
- 堅田城 Ver.1.0
攻城月:2020年4月
踏査時間:約1時間
山側環状道路の森本トンネルの通る山に堅田城がある。
森下川に合流する支流が麓を流れる橋の入口に案内看板が建っている。
橋を渡ると左に数台駐車できるスペースがある。そこから登城口まで400m
舗装された道路を上って行くと墓地になっている。
墓地の奥まで上って行くと登城口がある。
登城道に入っても道沿いにお墓が建っている。
しばらく上ると「周回路」と「頂上」の分岐がある。
周回路から巡る。看板のある辺りに
その小山の斜面側に麓への道が延びている。この道は現在使われていないので途中で藪になる。
周回路の斜面に畝状空堀群があるのだが、枯れ葉や折れた枝が積み重なって以前よりも分かりにくくなっている。
反対側から撮影すると影で幾分わかりやすいか。
さらに周回路をいくと尾根続きを断ち割った堀切道になっている。
左の尾根続きのほうに行ってみる。
上がると堀切があって、その先に道が続いている。
さらに歩けそうだけど折り返す。
周回路に戻って歩いて行くと手摺りのある郭のまわりを道が通っているのがよく分かる。
木が目印の小山が左手に見えてくる。
その奥の斜面がまた麓への道が続いている。こちらは堅田集落から上る東側の登城道になっている。
少し下ると両側に竪堀を伴う狭くなった一画がある。
周回路に戻り、歩いて行くと最初の頂上へ行く道と合流したので上ることにする。
最初の郭。この郭は上った登城道を監視する。
西側を見下ろすと現在使われていない登城道や畝状空堀群が見える。こちらも監視する。
主郭へ向かう。
主郭に入る。
主郭西端に櫓台があり展望所になっている。
眼下に河北平野や河北潟、日本海が広がる。北陸街道の往来もよく見えただろう。
主郭の中心部に凹みがあり、そこに案内看板が建っている。冬は吹きっさらしになる頂上ではここのほうが傷みにくいかも
看板裏の北側は山並みが続いているが、一番奥に能登最高峰の宝達山が頭を出している。
主郭南側の展望所。奥に白山が見える。
眼下に北陸道の森本インターチェンジが見える。山側環状道路の下には発掘調査で鎌倉時代の館跡が発見されている。
森下川や小原越が麓を通る。
小原越の先の東側には加越国境の山々。すっきり晴れれば立山連峰も見えそうだ。
主郭の南には一段低い郭が続く。
主郭の東には一段低い郭。
その先は東からの登城道があり、この登城道を監視する郭だとわかる。
主郭から元に戻って帰る。