10日に切山城の状況を確認してきました。曲輪や堀切など城郭施設の土砂崩れや地割れの被害は見られませんでした。
今日は主郭櫓台からは遠く白山を望むことができました。
切山城に沿って現在の小原越が通過している場所で横堀が一部残る部分との分岐にブルーシートが被されていて、おそらく土砂崩れと思われますが能登半島地震によるものか、あるいは昨年7月の豪雨によるものかはわかりません。
初夏で草丈がまだ短いことと、草刈りされている場所があり遺構は見やすい状況でした。対抗する松根城側(東側)に設けられた堀切もよく見えました。
切山城から東へ「オトシの坂」の間の旧小原越の山道も散策してきました。
堀底道がよく残っていて、途中段にして進攻を遅らせる構造も見られました。