去る7月12日夕方からの線状降水帯による豪雨により、石川県かほく市と津幡町で多数の被害が出ました。8月の津幡町の広報誌にその被害状況が掲載され、その中に龍ヶ峰城の法面が崩れた写真もあったため現状確認のため本日訪城してきました。
龍ヶ峰城をまわったところ10ヵ所以上の法面崩落を確認しました。道路に流出した土砂は片付けられていて麓の駐車場まで通行できる状態になっていますが、山森からの道路は一部崩落して狭い箇所もありました。
城山東面
城内北側通路
城内北側堀切手前
北から主郭への通路は両側が崩落
本丸から西側斜面の崩落を見る
本丸下曲輪南側
南側駐車場からの通路入口
もう1ヵ所笠野鳥越城の脇を通ると、登城口付近に大量の土砂が流れているのを確認しました。
トンネル東から。トンネル上が主郭。道路分岐に鳥越城の標柱が建っていたが、左側法面が崩れた土砂で倒れてしまった。
主郭から左の南に続く尾根の斜面が崩れているのが見える。
大量の土砂が埋め尽くすのを見ると崩落箇所は1ヵ所ではないと想像できる。登城口に到達することもできない。
津幡町は山手の農地や生活道路の被害が多く、城跡の復旧はまだ先のことになると思われる。また別に小熊周辺でも被害があったようなので殿山城でも崩落している可能性があります。
最後に
今年の新作をお待たせしていまして申し訳ありません。数日内にラインナップを一新したチラシを掲載する予定です。今月中旬に2ヵ所で、来月下旬に5ヵ所で新作の販売を開始する予定です。