所在地 | 石川県金沢市若松町 |
立地 | 丘陵頂部、標高78m |
遺構 | 土塁 |
規模 | 67m X 63m |
城主 | 蓮悟 |
時期 | 室町、戦国 |
駐車場 | なし |
訪城(登城口)のアクセス | |
城内の散策路 | |
遺構・縄張の残り具合 | |
遺構の地表状態 | |
城館からの眺望 | |
城館の見学時間(登城口から) | |
見学の服装 |
配布カード
- 若松本泉寺 Ver.1.0
攻城月:2020年4月
踏査時間:約20分
若松町の斜面に建てられた住宅街を奥に専徳寺墓地となっている場所が若松本泉寺跡となる。
墓地入口に「蓮如上人御旧跡墓所 若松御坊 松扉山 専徳寺」という石碑が建っている。
境内地だった平坦地が墓地として整備されたり、土塁だった部分がコンクリート擁壁に変更されたりして当時の遺構は残り少ない。
北西隅の土塁がかろうじて残っている。
土塁に上ってみるが藪がひどい。
藪の中なので土塁上からの眺望もあまりよくない。
藪に入る直前から墓地(元境内地)を眺める。眼下に田近越が通り監視場所としても適地だったことを実感できる。
慰霊碑(記念碑?)のような墓石の後ろ(写真右側)、残存する土塁の終端から奥に入れそうだったので行ってみた。
1メートルに満たない低い土塁が囲っている。
墓地から一段低い平坦地が奥に広がっていた。
さらに右側の公園に下りてみようとしたが間の笹が刈られておらず断念。一度墓地を出て反時計回りに公園に回り込む。
若松町第二児童公園は本泉寺の住まい(館)があった場所とも考えられている。
階段を上った左側に遊具が並び、先程の奥の平坦地との段差に低くブロックが積まれている。刈り残された笹を塀代わりとして子供たちが越えて進入してしまわないようにしているようだ。
右側は芝生広場になっている。
その隅に埋蔵文化財包蔵地として「若松本泉寺跡」の標柱が建っている。