所在地 | 石川県金沢市桐山町 |
立地 | 丘陵頂部、標高142m |
遺構 | 曲輪、土塁、堀、虎口 |
規模 | 270m X 170m |
城主 | 不破直光(前田利家家臣) |
時期 | 戦国 |
駐車場 | 城跡前に数台 |
訪城(登城口)のアクセス | |
城内の散策路 | |
遺構・縄張の残り具合 | |
遺構の地表状態 | |
城館からの眺望 | |
城館の見学時間(登城口から) | |
見学の服装 |
配布カード
- 切山城 Ver.1.0
攻城月:2020年4月
踏査時間:30分
金沢森本ICから富山方面へ304号線を走り、土子原こども野外広場への案内板が建っている交差点を左に曲がる。
北陸自動車道など2本のトンネルを通り、右に大きくカーブする場所までくると、右手に舗装されていない道路が続いている。
旧小原越の道で、ここを上って行くと切山城がある。車で近くまで行けるのだが、はまるのは嫌なのでこの辺りに駐車して歩いて行く。
両側が土塁のように盛り上がる場所を通過する。
この場所の両側に竪堀が見つかっているが、今は藪なので確認できない。
道の右手に切山城が見えてきた。
平成27年に国史跡に指定されて新しく案内看板が建っている。
この前に数台駐車できそうだ。
まずは案内看板を確認してから散策することをお薦めする。
小原越をそのまま進み一度城跡を通り過ぎ、登城口に着く。
緩やかな坂道を上って行く。
すると左手に櫓台がある。
櫓台の前には斜面に向かって竪堀がある。
櫓台を過ぎると桝形虎口になっている。
右に大きく堀切があり、
左は斜面に竪堀があるらしいが、こちらは藪で確認できない。
正面に主郭に入る桝形虎口がある。
左手は平坦な曲輪が広がっている。
土塁が伴う桝形虎口を上り
主郭に入る。
主郭は土塁に囲まれている。
南端には発掘調査で鉄砲玉が見つかった櫓台がある。
下草はきれいに刈られているが、木はあまり間引きされていないので展望は悪い。
主郭から東の馬出曲輪への虎口には礎石が見つかり門が建っていたと推定されている。
虎口は両側に堀切を伴っている。
傾斜もある。
越中からは上りになるので、ここからは監視しやすい。