所在地 | 石川県珠洲市飯田町 |
立地 | 丘陵頂部、標高49m |
遺構 | 曲輪、土塁、堀 |
規模 | 240m X 130m |
城主 | 飯田与三右衛門長家 |
時期 | 戦国 |
駐車場 | 珠洲市役所駐車場を利用 |
訪城(登城口)のアクセス | |
城内の散策路 | |
遺構・縄張の残り具合 | |
遺構の地表状態 | |
城館からの眺望 | |
城館の見学時間(登城口から) | |
見学の服装 |
配布カード
- 飯田城 Ver.1.0
攻城月:2020年5月
踏査時間:約1時間
飯田城跡は民有地なので散策は自己責任です。足下はかなり悪いです。
珠洲市市役所から北西を望むと、左に春日山、その麓に春日神社、右に城山が見える。
城山の南西角に「飯田小学校」への案内標柱が建つ。登城口はもうひとつ先の南東角を左に曲がる。
城山に沿って擁壁の上に金網が張られている。
津波避難所となっている階段を上り、右斜めに道があるそうだが、藪で全く歩けそうにない。
南西角に戻り、小学校に向け北に行く。途中のと鉄道の旧能登線の線路跡が残る。
小学校手前の分岐を右に数軒の民家がある。
民家の奥、城山への尾根続きがあるが、身長を超える藪で数メートル挑戦したが進めず断念した。
一番奥の民家横に関係者以外立入禁止の看板があり、どうにか歩けそうなので入ってみる。
そこは尾根続きを遮断する堀切だった。
上がると墓石がいくつかあった。尾根続きは藪で荒れるに任せているようだ。
城山全体が杉の植林地になっているので、足下にも伐採された残木がある。藪も深く歩きにくい。
正面に主郭の切岸が立ちはだかる。右まわりに主郭を目指す。
斜面に複数の竪堀が見える。畝状空堀群は奥能登では3城のみに見られるが、藪で写真で撮るとわかりにくい。
主郭切岸。上れないほど急なうえに高いのでもう少し腰曲輪を進む。
ついに高い藪でこれ以上回り込めないので、意を決して切岸を上る。
主郭も藪。さらなる高まりが正面にあるが、主郭の虎口を確認するため右側に回り込む。
主郭虎口。単純な平虎口だが、藪でよくわからない。
藪をかきわけて高まりを目指す。
主郭最高所になんとか到着。遠望はない。
一段低い曲輪を見下ろす。
もう一段低い曲輪。主郭をつなぐ平虎口になるようだが、藪なのでこれ以上は諦める。
一段低い曲輪と最高所の間の切岸。この2つの曲輪は方形で古墳ではないかとも言われている。
道もないので、切岸をなんとか下りて、主郭北側の畝状空堀群を見に行く。
堀切を下りて帰る。