所在地 | 石川県河北郡津幡町山森・原・上藤又 |
立地 | 丘陵頂部、標高194m |
遺構 | 曲輪、土塁、堀、虎口、櫓台 |
規模 | 220m X 120m |
城主 | 村上右衛門、上杉謙信、佐々與左衛門(佐々成政家臣)、前田秀継・利英 |
時期 | 戦国 |
指定文化財 | 町指定史跡 |
駐車場 | あり |
訪城(登城口)のアクセス | |
城内の散策路 | |
遺構・縄張の残り具合 | |
遺構の地表状態 | |
城館からの眺望 | |
城館の見学時間(登城口から) | |
見学の服装 |
配布カード
- 龍ヶ峰城 Ver.1.0
攻城月:2020年6月
踏査時間:約50分
倶利迦羅不動寺のひとつ西にある山森集落に案内看板が建っている。
そこを180度曲がって歴史国道に入る。
少し行くと駐車場がある。城跡にも駐車場があるが今日はここから歩くことにする。
駐車場からすぐのところに「馬洗い場跡」という場所がある。麓の竹橋宿から倶利伽羅峠を越えるまでの最初の湧き水がある場所で、ここで馬を洗ったところという。
7分ほどで越中側の登城口がある。正面丘陵上に東屋が見える場所が主郭になる。
登城口を入ると少し上り坂になる。
ここは旧北陸街道で今は南回りになっている街道はもとは北回りだった。
空が見えてきた。道は左に回り込むが、右に尾根続きがある。
尾根続きは竪堀で尾根を細くした郭が続き
その先を堀切で遮断している。
戻って旧北陸街道の城内道が続くが、
ここに二の郭への虎口があるというので斜面を上って探す。
二の郭に上ると虎口は違う方向にあった。しかし、虎口の先は藪なので実際の道を上るのは無理そうだ。
一段下の帯曲輪に下りてみる。主郭下まで続いている。
二の郭に戻り、西の尾根続きを下りる。
城跡の北西角は比較的広い郭になっている。旧北陸街道はここで直角に南に曲がる。北に越中坂集落に下りる道が続く。
二の郭に戻るため同じ尾根続きを上る。ここは平虎口が連続しているようだが公園整備の過程でとても分かりにくくなっている。
二の郭から主郭に続く通路。食い違うように掘られた竪堀があるはずなのだが、通路確保のためかやはり公園整備のために不明瞭な状態になっている。
主郭に入る。
眼下に北陸街道が見える。
主郭には東屋が建てられ、三角点もある。
主郭から南下にある三の郭の先、気象条件が良ければ白山も見えるのだが今日は霞んでいて見えない。
三の郭から主郭を望む。
三の郭の下斜面には狭い郭が重なる。遊歩道はその郭を結ぶように麓の駐車場まで続いている。
城跡の南に整備されている駐車場。
ここは江戸時代に道番人屋敷が二戸あった場所で、北陸街道の管理を任されていた。うち一戸の敷地が駐車場として整備されている。
城跡の南西角。南に下る舗装道路と竹橋宿に至る歴史国道が続いている。
攻城月:2021年2月
主郭からの遠景をみるために再訪する。
気温が低く、地平線にモヤがほとんどかかっていない。
東方。富山湾が見える。
南方。少し太陽がまぶしいが、冠雪する山が見える。
白山が見えているものと思っていたが、冠雪しているのは医王山。手前の所々雪が見えるのが一乗寺城のある桝山。硫黄山の右に松根城の松根山があり、その間の奥に白山が見えるはずなのだが・・・
西方。日本海が見える。